Accumulated Knowledgeの欠点がよーやく少し理解できたのでメモ。

とりあえず、KMCすぺしゃるに持ち込む予定だったリストは以下。実際に参加してない理由は前回の日記の通り本戦に出てました。

Main

4 Snapcaster Mage
2 Vendilion Clique

4 Brainstorm
4 Accumlated Knowledge
3 Spell Snare
1 Spell Pierce
4 Force of Will
4 Lightning Bolt
3 Burst Lightning
2 Fire+Ice
1 Electrolyze
1 Dismember
2 Order of Succession
2 Jace, the Mind Sculptor

23 Lands

Side 適当に弄った

変更点は2つ。細かい理由は省略。
(1)OoS撃つ前にTarmogoyfに撲殺されるケースが負け筋にあったので時間稼ぎにIceを採用。キャントリップもAKにたどり着くために取れるだけ欲しい。
(2)なんとなく、なかなか攻められない感じあって、攻め手の増量にVendilionを2枚追加。
(1)は、一応明確な理由があったが、(2)は感覚的なもので理由が正確に把握できておらず、それについて考えた話。

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前置き―なぜ攻めることが大切なのか。
例:ScM1枚とLightning Bolt4枚の手札がある。相手は2/2を1体と3/3を2体コントロールしている。
この時、1枚目のLightning Boltを使って3/3を1体処理し、ScMを唱え、CIP能力によってLightning BoltをFBし、もう1体の3/3を処理した。この後、2/1のScMで2/2をブロックすべきか否か。もちろん相手の残りの構成次第ではあるが、カウンターバーンではコントロールでありながら、相手の2/2と殴り合うことを是とすることも良くある。それはライフが20点の相手に対しては、手札の3枚のLightning Boltは防御に使うほか選択肢がなくなってしまうからだ。防御にしか使えない火力は確定除去の劣化でしかなく非常に弱い。従って、火力を強く使うためには、予めできる限りのライフを削っておく必要があり、つまり攻めることが大切なのだ。

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カウンターバーンは構えながら攻めるデッキと言われる。では、いつ攻めるのか?ここで攻めの起点となるカードの例を挙げる。これらのカードはまとめると、優勢を作り出す能動的な面を一部持つカードである。
a.Snapcaster Mage, Order of Succession→除去+クロックの確保
b.Vendilion Clique→攻め時かどうかの判断
c.Ancestral Vision, Standstill, Jace the Mind Sculptor→リソースに差をつけ、攻めに保険を掛ける
これらと対となる1:1交換を行う(=状況を維持する)カードやそれらとのバランスなどについては省略する。
で、Accumulated Knowledgeの欠点が見える。つまり、リソース源として期待されながらも、なかなか攻めの起点と成り得ないのである。これが実際にプレイしてて感じたものの正体であると考えた。改めて、Accumulated Knowledgeの性質をまとめてみる。
利点→隙が少ない/欠点→効果が小さい
総じて、Accumulated Knowledgeはささやか過ぎたのだ。それでも、他のドロー呪文にも欠点はある。Visionは後手時の弱さ(Snareとの競合、解決までの遅さ)があり、Stillは状況やデッキ構築が限定される。その上でここでは、Accumulated Knowledgeを使うことに固執してみる。
求められるのは、利点の活用と欠点の克服だ。
利点の活用)
隙が少ないというのは、2マナインスタントであるというテンポ損失の問題だけでなく、唱えた後すぐに別の1枚に変わることを含む。2マナ支払うことで何も悪影響を及ぼさないことが出来るのだ。問題は如何にして容易く2マナを支払うか。相手が1つ上のマナ域しか手札に持っていなかった1tや除去ばかり抱えていたなど相手によって達成されることもあるが、やはり、自分のデッキ構成を軽く、テンポの取りやすい形にしたい。理想は3tの選択肢として1マナで捌いて2マナでAKの流れだろう。
AKをさながら空気のように扱います。
欠点の克服)
優勢を取るためのカードを追加する。これが難しく、そのためのカードは重いため、利点の活用で挙げたカードとは反する。候補としては、4マナソーサリータイミングである、OoSやJtMSを減らし、Fact or Fictionを採用する手だ。これ自体も攻めの起点と成り得るカードであるし、このカードを唱えることで、AKが攻めの起点となるドローソースに変わる可能性も高まる。

○まとめ
Accumulated Knowledgeを使うなら、攻めの起点をそれとは別に意識する必要がある。AKの有効な利用方法についてはまたしばらく調整ということで。




コメント

ケン
2014年6月29日21:15

始めまして、最近カウンターバーン始めてやってるのですが、paleさんの記事を見て、蓄積した知識を試して使ってみたくなりました!勝手ながらリンクさせて頂きました。

pale
2014年6月30日2:04

>ケンさん
初めまして。こちらからもリンクさせていただきました。
対戦レポートなど楽しみにしています。

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