ドロー系呪文を探した記録
2014年5月26日 CounterBurnここ最近、KMC以外で対人戦が出来ていない脳内の一人回しの話。
きっかけ
happymtgにデッキリストが載っていることを知る。
→分類:ランドスティル
デッキ名に偽りなく、これは仕方のないことなのだが…。
------------------
今回はStandstillの代わりに別のアドバンテージ源となるドロー呪文を探した。あくまで物量戦を目指す方向け。
理由は以下の4つ。
1.きっかけ参照
2.ScMでFB出来ない
3.マナベースが弱くなる
(Stillの採用→Factoryの採用→相手のFactoryへの対抗手段としてWastelandの採用→マナベースの弱化→(Stifleの採用→引きムラの増加))あ、やっぱり無色土地8枚構成だとStifle必要でした。相手のWastelandで事故る。
4.Tarmogoyfのサイズを上げてしまう
つーわけで、新たに求めるカードの条件を整理すると次のようになる。
・3マナ以下(4マナはFBが現実的じゃない。つーか、ScM無視してJtMSで良い)
・ハンドアドバンテージを稼げる
・SorceryかInstantである
理想は2マナInstant2ドロー。これに近いカード。
適当に検索して該当した物を試した(ただし、一人回し)。以下が結果。
《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》
+:2マナと軽く、Instant。中速戦で強い。2枚目から十分に強い。
-:2枚以上引く必要がある。墓地に依存する(DrS,Surgical,ScM等々の兼ね合い)。FoWで切り辛い。
《宝物探し/Treasure Hunt》
+:可能性の塊。
-:普通に使うとアド獲得率40%と低い。アド分も土地なので弱い。仕込むのにBS、引いた土地を戻すのにBS、と手間がかかり現実的でない。Sorcery。
《発掘された道しるべ/Uncovered Clues》
+:4枚掘って2枚加えるので、質に期待できる。
-:3マナSorceryがとにかく重い。ScMやJtMSを持って来られない。
《彼方からの呟き/Murmurs from Beyond》
+:3枚掘れる。Instant。
-:結果は概ね、宝物探しと同じ、もしくはそれより悪化する。
例:土地呪文呪文→土地呪文。土地土地呪文→土地土地。
《脳髄の渦/Cerebral Vortex》
+:制限のないドロー。Instant。
-:2点が痛い。色拘束が他に比べてRの分強い。
《熟慮/Think Twice》
+:安定している。Instant。
-:1枚しか捲れないため、その後の選択肢に乏しい。墓地を肥やすカードが少ないため、シナジーが薄く、単体での効果が小さい。
《電解/Electrolyze》
+:3マナInstantにして2アドの可能性。
-:除去+ドローでアドを稼ぐ魂胆だったが、デッキ相性で強さにムラがあり、ドロー本来の安定感がない。色拘束。
以下は、脳内で試すのを止めた物。
《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
EEを抜くことに挑戦していたため。さすがにArtifactなしではルーターにしかならない。
《強迫的な研究/Compulsive Research》
色拘束とデメリットが別のCounterBurnで辛かった。
《直観/Intuition》
墓地依存を強める点がマイナス。4枚積んだ(例えば、蓄積した知識)カードを1度だけサーチするために、複数枚積まないといけない点が構成を弱くする。(直観を引いたらラッキ―と考えて少量挿す場合、基本は蓄積した知識の素引きになるため、結局蓄積した知識の弱さが出る)
《捨て身の狂乱/Desperate Ravings》
手札を抱え込むデッキでのランダムディスカードはご遠慮願います。
《予報/Predict》
単体では当たらない。出来れば独楽が欲しい。
《彼方の映像/Visions of Beyond》
普通にプレイしてて序盤~中盤の間に20枚を達成することは不可能。
《祖先の幻視/Ancestral Vision》
後から対処不能なパーマネントが増えてきて、1枚減った状態で戦線維持→追加ドローで捲るって動きが厳しいと以前に使って感じた。FB出来ない。
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
もはやSorceryでもInstantでもないが、これまでに挙げたカードがどれもパッとしないため、とにかく使えそうな物を探した。が、さすがにこれを使うならJtMSで良いんじゃないかと。JtMSにはドローはともかく、バウンスに期待してて、Belerenさんにはそれがないので。
《運命の泉/Font of Fortunes》
これはStandstillで良い。
《好奇心/Curiosity》
捌きつつ、殴りつつ、引く。というコンセプトからすると、TNNにこれを貼っても面白いかもしれない。
《タッサの試練/Ordeal of Thassa》
TNNに貼ると3パン時点で15点削れて2枚引ける。ロマン。
まとめ
制圧された盤面を覆しにくい構成であるため、最初から有利であり続けようというコンセプトの元、現在はStandstillを採用しているが、今の状態のままだと、Standstillより優先するドローは見つからなかった。
可能性を感じたのは《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》と《発掘された道しるべ/Uncovered Clues》。前者は大分地味ながらほどほどに2枚以上を達成でき、何より、マナさえ余ればEoTにとりあえず即撃ち出来るのが良い。1枚目なら打ち消されても「まあいっか」ってなる。気持ち的に楽。後者はリターンが大きい。予定ではデッキ内の50%がSorceryかInstantとなるため期待値は十分。BSで要らない土地を1枚戻してから唱えることで、ちょっとしたリフレッシュも出来るし、2枚戻して博打をして悪くともキャントリップ+リフレッシュ効果ぐらいで落ち着いてくれる。ScMでFBしてると、道しるべ→道しるべと連鎖する。この動きや、このカード自体がマナを多く要求するので、環境速度的には蓄積した知識の方がLegacyには合っていると思われるが。
WotCのドローに関する調整が上手いのか、どれもLegacyで使おうと思ったら、絶妙に後一歩、といったところになる。4マナ以降なら、FoFやけちがあるが・・・。何か他にないものか...
きっかけ
happymtgにデッキリストが載っていることを知る。
→分類:ランドスティル
デッキ名に偽りなく、これは仕方のないことなのだが…。
------------------
今回はStandstillの代わりに別のアドバンテージ源となるドロー呪文を探した。あくまで物量戦を目指す方向け。
理由は以下の4つ。
1.きっかけ参照
2.ScMでFB出来ない
3.マナベースが弱くなる
(Stillの採用→Factoryの採用→相手のFactoryへの対抗手段としてWastelandの採用→マナベースの弱化→(Stifleの採用→引きムラの増加))あ、やっぱり無色土地8枚構成だとStifle必要でした。相手のWastelandで事故る。
4.Tarmogoyfのサイズを上げてしまう
つーわけで、新たに求めるカードの条件を整理すると次のようになる。
・3マナ以下(4マナはFBが現実的じゃない。つーか、ScM無視してJtMSで良い)
・ハンドアドバンテージを稼げる
・SorceryかInstantである
理想は2マナInstant2ドロー。これに近いカード。
適当に検索して該当した物を試した(ただし、一人回し)。以下が結果。
《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》
+:2マナと軽く、Instant。中速戦で強い。2枚目から十分に強い。
-:2枚以上引く必要がある。墓地に依存する(DrS,Surgical,ScM等々の兼ね合い)。FoWで切り辛い。
《宝物探し/Treasure Hunt》
+:可能性の塊。
-:普通に使うとアド獲得率40%と低い。アド分も土地なので弱い。仕込むのにBS、引いた土地を戻すのにBS、と手間がかかり現実的でない。Sorcery。
《発掘された道しるべ/Uncovered Clues》
+:4枚掘って2枚加えるので、質に期待できる。
-:3マナSorceryがとにかく重い。ScMやJtMSを持って来られない。
《彼方からの呟き/Murmurs from Beyond》
+:3枚掘れる。Instant。
-:結果は概ね、宝物探しと同じ、もしくはそれより悪化する。
例:土地呪文呪文→土地呪文。土地土地呪文→土地土地。
《脳髄の渦/Cerebral Vortex》
+:制限のないドロー。Instant。
-:2点が痛い。色拘束が他に比べてRの分強い。
《熟慮/Think Twice》
+:安定している。Instant。
-:1枚しか捲れないため、その後の選択肢に乏しい。墓地を肥やすカードが少ないため、シナジーが薄く、単体での効果が小さい。
《電解/Electrolyze》
+:3マナInstantにして2アドの可能性。
-:除去+ドローでアドを稼ぐ魂胆だったが、デッキ相性で強さにムラがあり、ドロー本来の安定感がない。色拘束。
以下は、脳内で試すのを止めた物。
《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
EEを抜くことに挑戦していたため。さすがにArtifactなしではルーターにしかならない。
《強迫的な研究/Compulsive Research》
色拘束とデメリットが別のCounterBurnで辛かった。
《直観/Intuition》
墓地依存を強める点がマイナス。4枚積んだ(例えば、蓄積した知識)カードを1度だけサーチするために、複数枚積まないといけない点が構成を弱くする。(直観を引いたらラッキ―と考えて少量挿す場合、基本は蓄積した知識の素引きになるため、結局蓄積した知識の弱さが出る)
《捨て身の狂乱/Desperate Ravings》
手札を抱え込むデッキでのランダムディスカードはご遠慮願います。
《予報/Predict》
単体では当たらない。出来れば独楽が欲しい。
《彼方の映像/Visions of Beyond》
普通にプレイしてて序盤~中盤の間に20枚を達成することは不可能。
《祖先の幻視/Ancestral Vision》
後から対処不能なパーマネントが増えてきて、1枚減った状態で戦線維持→追加ドローで捲るって動きが厳しいと以前に使って感じた。FB出来ない。
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
もはやSorceryでもInstantでもないが、これまでに挙げたカードがどれもパッとしないため、とにかく使えそうな物を探した。が、さすがにこれを使うならJtMSで良いんじゃないかと。JtMSにはドローはともかく、バウンスに期待してて、Belerenさんにはそれがないので。
《運命の泉/Font of Fortunes》
これはStandstillで良い。
《好奇心/Curiosity》
捌きつつ、殴りつつ、引く。というコンセプトからすると、TNNにこれを貼っても面白いかもしれない。
《タッサの試練/Ordeal of Thassa》
TNNに貼ると3パン時点で15点削れて2枚引ける。ロマン。
まとめ
制圧された盤面を覆しにくい構成であるため、最初から有利であり続けようというコンセプトの元、現在はStandstillを採用しているが、今の状態のままだと、Standstillより優先するドローは見つからなかった。
可能性を感じたのは《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》と《発掘された道しるべ/Uncovered Clues》。前者は大分地味ながらほどほどに2枚以上を達成でき、何より、マナさえ余ればEoTにとりあえず即撃ち出来るのが良い。1枚目なら打ち消されても「まあいっか」ってなる。気持ち的に楽。後者はリターンが大きい。予定ではデッキ内の50%がSorceryかInstantとなるため期待値は十分。BSで要らない土地を1枚戻してから唱えることで、ちょっとしたリフレッシュも出来るし、2枚戻して博打をして悪くともキャントリップ+リフレッシュ効果ぐらいで落ち着いてくれる。ScMでFBしてると、道しるべ→道しるべと連鎖する。この動きや、このカード自体がマナを多く要求するので、環境速度的には蓄積した知識の方がLegacyには合っていると思われるが。
WotCのドローに関する調整が上手いのか、どれもLegacyで使おうと思ったら、絶妙に後一歩、といったところになる。4マナ以降なら、FoFやけちがあるが・・・。何か他にないものか...
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